- 2021年10月23日
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【解説記事】全2回連載 サガイ・ナイン事件から3年 何十年も変わらない農民を取り巻く不条理(1)
勅使川原香世子(明治学院大学国際平和研究所) 今から3年前の2018年10月20日、フィリピン西ネグロス州北部サガイ市のサトウキビ大農場(アシェンダ)ネネで、そこで働く9人の農場労働者が虐殺された。この事件は、サガイ・ナインと呼ばれている。農民虐殺 […]
勅使川原香世子(明治学院大学国際平和研究所) 今から3年前の2018年10月20日、フィリピン西ネグロス州北部サガイ市のサトウキビ大農場(アシェンダ)ネネで、そこで働く9人の農場労働者が虐殺された。この事件は、サガイ・ナインと呼ばれている。農民虐殺 […]
勅使川原香世子(明治学院大学国際平和研究所研究員) エンバーミング(embalming)。フィリピンではごく一般的なことですが、新型コロナの影響で、日本の生活にもこのエンバーミングが定着しつつあります。新型コロナでご家族を失った方の8割ほどは最後の […]
毎週金曜日は、今週のフィリピンの各メディアで報道された記事の中から、注目すべき「気になる」記事の見出しとリンクをご紹介します。 【ABS-CBN】 ‘Fight is on’: Groups call on Filipinos […]
― “Diony Worker”―労働者に寄り添ってきた男 ジョニーのSNSのアカウントネームは“Diony Worker”であった。ジョニーらしく、ひねりが効いている。本名はDiony Patricio Seromines。ミンダナオ島 […]
by そら 2020年8月17日、ネグロス島のバコロド市で、人権擁護団体カラパタン・ネグロスの中心的な活動家であり、医療支援活動などにも携わっていたサラ・アルバレス(サラ)が、居宅近くの路上で銃殺されました。 2017年以降、ネグロスでは、超法規 […]
【6日=東京】ルソン島アルバイ州機動部隊が7月26日に同州のバナオ橋でドゥテルテ大統領を批判する落書きをしていた2人のアクティビストを銃で殺害した事件で、殺害された2人のうち少なくとも1人が射殺前に拷問を受けていた可能性があることがわかった。人権監視 […]
【28日=東京】ドゥテルテ大統領は26日、マニラ首都圏ケソン市の下院議会で最後の施政方針演説(SONA)を行った。6年間の任期で最後となる6回目の施政方針演説。約2時間45分にわたる演説のなかで、ドゥテルテ大統領は、違法薬物(ドラッグ)や共産主義との […]
【23日=東京】フィリピン最高裁は21日、国際刑事裁判所から脱退したとしても、政府は国際刑事裁判所(ICC)の犯罪捜査の刑事手続きに協力する義務があるとの判決の全文を公表した。報道によると、最高裁判事15人から反対意見や少数意見は出なかったという。判 […]
【22日=東京】ドゥテルテ政権への税金を使った武器輸出や安全保障に関わる支援の停止を内容とするフィリピン人権法案が米下院に提案された。ドゥテルテ政権が国軍や国家警察の体制を改革し、人権を守る一定の条件が満たされることが支援再開の条件になっている。 […]
【21日=東京】ドゥテルテ大統領は「違法薬物撲滅戦争(ドラッグ・ウォー)」に絡む国際刑事裁判所(ICC)への捜査協力を拒否する方針を明らかにした。フィリピンのハリー・ロケ大統領報道官が15日の会見で「捜査には協力しない。なぜなら、フィリピンはもはや国 […]