- 2022年10月18日
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ネグロス島の山間地域でいま、何が起こっているのか
2022年10月6日に西ネグロス州ヒママイラン市で発生したフィリピン国軍とフィリピン共産党軍事部門新人民軍(NPA)との遭遇戦を契機に、国軍が同市や東ネグロス州ギフルガン市における作戦を活発化させた。メディアによる取材が制限されている中、人権団体カ […]
2022年10月6日に西ネグロス州ヒママイラン市で発生したフィリピン国軍とフィリピン共産党軍事部門新人民軍(NPA)との遭遇戦を契機に、国軍が同市や東ネグロス州ギフルガン市における作戦を活発化させた。メディアによる取材が制限されている中、人権団体カ […]
【東京=11日】食糧主権に関する民衆連盟(People’s Coalition on Food Sovereignty: PCFS)は、「土地なき農民の日(3月29日)」の声明において、政府による土地収奪と「環境に配慮しているように見せかけた計画」( […]
栗田英幸(愛媛大学) ここでは、先週(3月12日)の「暗殺者の裏事情 その1」に引き続き、フィリピンの調査で見聞きした暗殺業にまつわる話を紹介する。今回は、暗殺業の多様性と近年の大きな変化の一端について整理した。なお、文中でも触れているが、中国に関 […]
栗田英幸(愛媛大学) 鉱山という紛争地帯の調査に長く従事していると、暗殺者に殺害された事件のみならず、暗殺者を雇用したことのある人、暗殺者として雇用されたことのある人、暗殺者ネットワーク?を管理している人等、そのような関係者たちに話を聞く機会がある […]
松野明久(大阪大学) 第5回(最終回) 行き詰まりの打開に向けて 2022年は和平交渉開始から30年の節目。5月には大統領選もあり、交渉の切り直しも期待される。これまで4度の破綻を経てきた交渉が5度目の破綻を避けるにはどうしたらいいのか。過去を振り […]
【27日=東京】2021年12月26日、フィリピン共産党(CPP)は第53回創立記念日の声明で、12月1日にイロイロ州ミアガオ町で実行された国軍の爆撃によって、共産党軍事部門新人民軍(NPA)の司令官ジョヴェン・セラルヴォと他7人の戦闘員が殺害された […]
【東京=20日】12月16日、マニラ地方裁判所第32支部は、1980年代の粛清で仲間を殺害しレイテ島のイノパカンに埋めた罪に問われていた元下院議員のサトゥル・オカンポやフィリピン民族民主戦線(NDF)の平和コンサルタント ラファエル・ベイロシスを含む […]
【6日=東京】2021年12月3日、国軍マリオン・シソン准将は、12月1日にパナイ島イロイロ州で実行した作戦で「NPA」16人を殺害し、うち一人は、パナイ島の共産党地域委員会の第二副長官で司令官でもあるジョヴェン・セラルヴォであると報告。だが2019 […]
毎週金曜日は、今週のフィリピンの各メディアで報道された記事の中から、注目すべき「気になる」記事の見出しとリンクをご紹介します。 【ABS-CBN】 Duterte: I wouldn’t be President if I were co […]
松野明久(大阪大学) 第1回 紛争の歴史を辿る 2016年に再開した政府と共産党の和平交渉はその後あえなく頓挫した。政府は再び力の論理に戻り、現段階で交渉再開の見通しはない。なぜこうなってしまったのか。30年以上に及ぶ交渉はなぜ実を結ばないのか。こ […]