【人権侵害タイムライン】2025年2月14日~3月1日 

【写真】(左)マイケル・カバンゴン/via Groups decry terror financing complaint vs Cordillera labor leader, Rappler, February 17, 2025., (右)カガヤン・デ・オロ州に貼られたポスター/via Makabayan cries foul over red-tagging blitz ahead of its bets’ Cagayan de Oro sortie, Rappler, February 17, 2025.

労働団体や人権活動家、ジャーナリストらを標的とした殺害、拉致、逮捕・勾留などの事件を、7日から10日ごとにまとめて時系列でお知らせします。事件の詳細については、出典をご覧ください。


濃い色のサングラスをかけた諜報員とみられる男が、パーティリスト政党のバヤン・ムナの選挙キャンペーンを尾行した。また、その男は、バヤン・ムナのバコロド市コーディネーターのノリ・サルダビアに対し、自宅へ帰るための交通費を要求し、それを断れると叱責するなどした。

交通費を要求するなどの行動は、キャンペーンを混乱させる意図をもってなされたと想定される。

Rights group denounces state surveillance vs progressive candidates in Negros, Karapatan, February 17, 2025.


2025年の選挙戦がスタートする5日前に、NTF-ELCACが、パーティリスト政党カバタアンのラウル・マニュエル下院議員に赤タグ付けし、同性愛者を中傷するビデオを公開した。

KARAPATAN slams NTF-ELCAC video vs progressive youth rep Raoul Manuel, Karapatan, February 17, 2025.


労働者のリーダーであるマイケル・カバンゴンは、2月15日に、司法省から反テロ法違反に関する召喚状を受け取り、2月17日および24日に予備調査のため同省マニラ事務所に出頭するよう要求された。

国家警察はこれまでと同様に、元フィリピン共産党軍事部新人民軍(NPA)メンバーとされる人物の証言に基づいてカバンゴンを告発した。

Groups decry terror financing complaint vs Cordillera labor leader, Rappler, February 17, 2025.


左派系パーティリスト政党連合マカバヤンの上院議員候補と政党推薦候補のカガヤン・デ・オロ訪問前夜、戦略的地域の壁や街角に「テロリストグループ フィリピン共産党/NPA/民族民主戦線 パーティリスト政党バヤン・ムナ」と書かれたポスターが貼られた。

Makabayan cries foul over red-tagging blitz ahead of its bets’ Cagayan de Oro sortie, Rappler, February 17, 2025.


2月24日、南マギンダナオ州のダトゥ・ピアン市で、オマール・サママ副市長がスピーチの最中に銃撃された。

BARMM violence persists: Vice mayor shot in Maguindanao del Sur, Rappler, February 24, 2025.


2月19日、東ミンドロ州の先住民族コミュニティで国軍第76歩兵大隊が空爆を実施した。

Alleged aerial strafing in Oriental Mindoro endangers civilians, indigenous people — groups, Bulatlat, February 24, 2025.

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