- 2021年10月15日
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【解説記事】鉱物資源に呪われた国フィリピン(2)〜大きな懸念と希望〜
栗田英幸(愛媛大学准教授) 前回(10月2日掲載)は、鉱山開発の影響を受けて混乱してきたフィリピン社会の40年間を概観した。今回は、最近決定された鉱山開発手続き凍結解除がもたらし得る影響について、凍結直前の主要鉱山の状況とその後に生じた変化を整理し […]
栗田英幸(愛媛大学准教授) 前回(10月2日掲載)は、鉱山開発の影響を受けて混乱してきたフィリピン社会の40年間を概観した。今回は、最近決定された鉱山開発手続き凍結解除がもたらし得る影響について、凍結直前の主要鉱山の状況とその後に生じた変化を整理し […]
毎週金曜日は、今週のフィリピンの各メディアで報道された記事の中から、注目すべき「気になる」記事の見出しとリンクをご紹介します。 【ABS-CBN】 Duterte says press freedom ‘vital’ to d […]
【13日=東京】10月8日、ノルウェーのノーベル委員会は、ドゥテルテ政権の「ドラッグ戦争」に伴う超法規的殺害をはじめ、強権政治を批判し続けるウェブニュースサイト・ラップラー代表マリア・レッサに、ノーベル平和賞を授与すると発表した。今後追求され得る「ド […]
勅使川原香世子(明治学院大学国際平和研究所研究員) エンバーミング(embalming)。フィリピンではごく一般的なことですが、新型コロナの影響で、日本の生活にもこのエンバーミングが定着しつつあります。新型コロナでご家族を失った方の8割ほどは最後の […]
松野明久(大阪大学) 第2回 和平交渉の始まり フィリピン政府によるフィリピン共産党(CPP)との和平の模索はコラソン・アキノ政権下で始まったが、本格的な交渉が始まったのはラモス政権(1992年6月〜1998年6月)になってからである。そしてラモス […]
毎週金曜日は、今週のフィリピンの各メディアで報道された記事の中から、注目すべき「気になる」記事の見出しとリンクをご紹介します。 【ABS-CBN】 ‘Fight is on’: Groups call on Filipinos […]
【6日=東京】10月3日、それまでPDP-Laban党から副大統領として立候補を表明していたドゥテルテ大統領は、立候補受付け会場にボン・ゴー上院議員とともに現れ、副大統領候補として立候補することを取りやめ、さらに、政治家としても引退することを表明した […]
【4日=東京】9月30日、2022年予算案が議会下院において可決された。新型コロナ対策費が73%削減される一方で、地方共産党の武力紛争を終わらせるための全国タスクフォース(NTF-ELCAC)予算が75%増額されることに注目が集まっている。 ※〈修正 […]
CIVICUSモニターは、世界196カ国の市民社会や市民の自由の状況に関する定量的・質的なデータを提供している。データは、世界20以上の市民社会の研究パートナーや多数の人権評価から得られた情報をもと作成される。 データは、結社の自由、平和的集会、 […]
栗田英幸(愛媛大学准教授) 2021年4月15日、ドゥテルテ政権は、Executive Order No. 130(行政命令第130号)を発令し、9年間にわたる新規鉱山開発のモラトリアムを廃止した。2012年にアキノ政権によって施行された行政命令第 […]