2021年3月27日に、茂木敏充外務大臣あてに「フィリピンにおける超法規的殺害の停止を求める緊急申入書」を郵送しました。
4月9日、外務省からそれへの回答を得ましたが、「言行不一致」を言わざるを得ない内容でした。外務省は フィリピンの人権状況に「懸念」を示しながら、フィリピン国軍や国家警察への支援の中止を明言しなかったのです。
フィリピンの人権派弁護士や活動家らからは、超法規的殺害を実行しているフィリピン政府への援助は、フィリピンにおける人権侵害に加担するものであるとの批判があがっています。