医師とそのパートナー、市役所職員 同時刻に撃たれて死亡

【写真】Karapatan Negrosフェイスブック ページより

【27日=東京】2020年12月15日午後5時頃、フィリピン東ネグロス州ギフルガン市で、保健所長の医師マリーローズとパートナー エドウイン氏が撃たれて死亡。同時刻、市役所職員イスラエル氏も撃たれて死亡した。

― ヒットリスト中、6人目の犠牲者

 医師マリーローズさんを含む15名が載った「ヒットリスト」がギフルガン市内で配布されたのは、2017年11月頃。このうちの5人が2019年に殺害され、マリーローズさんは6人目の被害者となった。

 「リストは、古いものではないか。アロヨ時代に見た記憶がある」と、リストに名前を載せられた当事者の一人が言った。その人物も他の数人も、このリストに載っているがすでにギフルガン市にはいないのだ。「だから、単なるいたずらかもしれない」、、と、その人は言った。

 そうであって欲しいとの思いから出た言葉だったかもしれない。だが、殺人は次々と起きた。

― 同時刻に市役所職員も殺害

 同じ時刻、ギフルガン市市役所職員イスラエルさんも殺害された。彼は、夕飯の支度に使う炭を買うために自宅からオートバイで出たところだった。家から数百メートルの所で待っていた2人乗りのバイクが、走行中の彼に近づき撃ち殺した。

 イスラエルさんの息子も2018年に撃たれ、ネグロスを追われた。一命をとりとめたものの、腎臓を摘出するほどの重傷を負った。後遺症と身の危険を案じ、今も、自由な外出さえ叶わない。

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