- 2022年12月23日
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今週のフィリピン・ダイジェスト
(12月15日-12月23日)
栗田英幸(愛媛大学) 下院を緊急通過!問題だらけの2つの法案(マハルリカ法案、国民市民サービス訓練プログラム法案)、フィリピン共産党指導者シソンの死 多くの批判や懸念が国内外の専門家から提起される中、資金源や総額を大きく縮小させながらも、数多くの強 […]
栗田英幸(愛媛大学) 下院を緊急通過!問題だらけの2つの法案(マハルリカ法案、国民市民サービス訓練プログラム法案)、フィリピン共産党指導者シソンの死 多くの批判や懸念が国内外の専門家から提起される中、資金源や総額を大きく縮小させながらも、数多くの強 […]
松野明久(大阪大学) 第3回 果てしない「ジグザグ」交渉 アロヨ政権下で復活した正式交渉は2001年4月オスロで始まった。ここからベニグノ・アキノ3世政権期を含め2016年まで交渉は断続的にだらだらと続く。そのパターンは、信頼に関わる問題が発生し、 […]
松野明久(大阪大学) 第2回 和平交渉の始まり フィリピン政府によるフィリピン共産党(CPP)との和平の模索はコラソン・アキノ政権下で始まったが、本格的な交渉が始まったのはラモス政権(1992年6月〜1998年6月)になってからである。そしてラモス […]
松野明久(大阪大学) 第1回 紛争の歴史を辿る 2016年に再開した政府と共産党の和平交渉はその後あえなく頓挫した。政府は再び力の論理に戻り、現段階で交渉再開の見通しはない。なぜこうなってしまったのか。30年以上に及ぶ交渉はなぜ実を結ばないのか。こ […]