労働団体や人権活動家、ジャーナリストらを標的とした殺害、拉致、逮捕・勾留などの事件を、10日から14日ごとにまとめて時系列でお知らせします。事件の詳細については、出典をご覧ください。
◆2026年2月26日(木)
ドゥテルテ前大統領の支持者でヴイロガーのキャシー・ビナグが、同前大統領が実行したドラッグ戦争において殺害された被害者家族の偽造写真をソーシャルメディアに投稿した。投稿された写真は、ドゥテルテ前大統領のICCにおける裁判のためにハーグ滞在中の家族らの写真を偽造したものである。
マリア・ソル・タウレ弁護士は、ドゥテルテの支持者らは被害者家族の主張を否定できないために、偽情報拡散に訴えていると述べた。
またタウレ弁護士は、「ドラッグ戦争における犠牲者遺族らの証言は極めて説得力があるため、ドゥテルテ陣営は遺族たちの信用を傷つけ評判を貶めようと多額の資金を投じた。だが結局、無駄に終わった」と言った。
AI-assisted disinformation used vs drug war families, BULATLAT, February 26, 2026.
◆2026年3月16日(月)
3月11日、タルラック州とケソン市において国家警察と国軍の合同作戦が実行され、コルディリェラ人権同盟(CHRA)の10人が逮捕され、2人が行方不明になっている。
国軍第5歩兵師団は、10人はフィリピン共産党に関連する地下運動と関係するイロコス・コルディリェラ地域委員会(Ilocos-Cordillera Regional Committee)のメンバーであると主張しているが、CHRAは、彼らは非武装であると主張している。
Peace consultant, 9 others arrested in joint police-military ops, BULATLAT, March 16, 2026.
Health advocates raise concern over arrest of Cordillera physician, Facebook page of Mountain Beacon, March 20, 2026.
◆2026年3月20日(金)
3月19日、南ラナオ州カラノガス市で、先住民族マラナオのジャマイル・ミンダラノ(59歳)が、待ち伏せ攻撃によって殺害された。
ミンダラノは、地方自治体と国家警察による共同の平和・治安プログラムを支持していることで知られていた。
Maranao peace activist killed in Lanao del Sur ambush, philstar.com, March 20, 2026.



