SACとは
国際人権監視NGO Stop the Attacks Campaign (SAC)は
「フィリピンにおける超法規的殺害を食い止めよう!」
と集まった有志のグループです。
現地調査や情報発信、現地で声を上げ続ける人々への支援、被害者への支援、日本政府への働きかけなどをしています。
2019年5月と11月に日本で実施したスピーキングツアーが、私たちの活動の始まりです。
私たちが大切にしていること
フィリピンにおける人権問題を明らかにすることで、超法規的殺害(EJK)や不当逮捕などを食い止めること。
私たちはこれまで、フィリピンの農民や農業労働者などに対する不当な扱いや弾圧、
そしてそれに屈しない彼らの姿を見てきました。
私たちは、政治的信条や宗教などに囚われることなく、
暴力を被る人びとの視点から社会を見直すことを大切にしています。
また、これらの社会問題と私たちの生活との関係性に注目することで、
私たち自身の生活を見直し、日本社会や政府へ働きかけることを重要視しています。
私たちの主な活動
主に、三つのことをしていきます。
①情報発信
フィリピンにおける人権状況やそれに関連する事がら、人権侵害の背景、
人びとの生活などについて情報発信し、問題を明るみにすると同時に、私たちとの関係性を考える機会を提供していきます。
②日本政府への働きかけ
フィリピンへの援助を検証すること、人権侵害を止めるようフィリピン政府へ要請することなどを、日本政府へ働きかけていきます。
③声を上げ続ける人びとや被害者・被害者家族への支援
フィリピンで不公正に抗い続ける人権団体や農民組織などの活動を支援します。また、被害者やその家族をサポートします。
団体概要
名称 | 国際人権監視NGO Stop the Attacks Campaign |SAC |
所在地 | 東京都港区南青山2-2 5F |
連絡先 | sac-japan@protonmail.com |
代表者 | 勅使川原香世子 |
私たちの歩み
2019年5月 | 全国砂糖労働者連盟代表ジョン・ミルトン・ロサンデ氏を招聘し、労働者たちへの殺害や不当逮捕・拘禁の現状を伝える12日間のスピーキングツアーを開催。東京・大阪・名古屋などでの講演会、日本外国特派員協会での記者会見などを実施。 |
2019年11月 | フィリピンから人権擁護団体カラパタン弁護士マリア・ソル・タウレ氏とフィリピン農業労働者組合副議長アリエル・バリン・カシラオ氏を招聘し、労働者たちへの殺害や不当逮捕・拘禁の現状を伝える6日間のスピーキングツアーを実施。 |
2020年2月 | フィリピン・ネグロス島へ赴き、人権侵害被害者とその家族・関係者に面会し聞き取り調査を実施。 |
2020年12月 | 人権侵害被害者にクリスマスカードや支援金を贈呈。 |
2021年3月 | 外務省に「フィリピンにおける超法規的殺害の停止を求める緊急申入書」を提出。 |
2021年4月 | 「『フィリピンにおける超法規的殺害の停止を求める緊急申入書』への外務省回答に対する声明」を発表。 |
菅義偉首相に「フィリピンにおける超法規的殺害等深刻な人権侵害に係る要請書」を提出。 | |
2021年6月 | 「議員との対話-フィリピン『3万人』殺害の衝撃と『1兆円』の投融資 外交に人権を!」に協力。 |
2021年7月 | Webサイトをリニューアル |